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総合診療・家庭医療のためのハイカラ治療ラジオ|プライマリ・ケア必携漢方35/“長引く咳”診療をアップデートせよ!_治療(CHIRYO)6月号2025 医療メディアtron ↓↓
以下、『治療』編集部によるnoteからの引用紹介です。6月号の特集テーマは「プライマリ・ケア必携漢方35」と「“長引く咳”診療をアップデートせよ!」の2本です
プライマリ・ケア必携漢方35 日々の診療のなかで漢方薬はよく使用されると思いますが,「患者に頼まれたから」や「何となく」で漢方診療をしていませんか?あるいは,「勉強はしているけれど独学で得た知識レベルなので,本当にこの処方が適切なのか不安…」と感じていたり,今一つ自信がもてない方も多いのではないでしょうか.
本特集では,プライマリ・ケアの現場でも実践可能な,使い方を覚えておくべき漢方薬を厳選して紹介しています.
【第1特集】プライマリ・ケア必携漢方35
日々の診療のなかで漢方薬はよく使用されると思いますが,「患者に頼まれたから」や「何となく」で漢方診療をしていませんか?あるいは,「勉強はしているけれど独学で得た知識レベルなので,本当にこの処方が適切なのか不安…」と感じていたり,今一つ自信がもてない方も多いのではないでしょうか.
本特集では,プライマリ・ケアの現場でも実践可能な,使い方を覚えておくべき漢方薬を厳選して紹介しています.
■東洋医学について知ろう ─西洋医学とこんなにも違う─
・東洋医学を知れば視野が広がり,診療がより深まる(長瀬眞彦)
・東洋医学をどこでどうやって学べばよいか?(長瀬眞彦)
・漢方エキス製剤の歴史的な背景を知ることは診療に役立つ(長瀬眞彦)
■適切な漢方処方をするためのキホン
・いかにしてレスポンダーを見つけるか? 問診のコツ(長瀬眞彦)
・舌診(上田 研)
・副作用の頻度はきちんとした漢方診療をすることで低減する(長瀬眞彦)
■明日からの診療に役立つ! プライマリ・ケア必携漢方
・疲労感[柴胡加竜骨牡蛎湯,柴胡桂枝乾姜湯,補中益気湯,茯苓飲合半夏厚朴湯](長瀬眞彦)
・感冒[麻黄湯,葛根湯,麻黄附子細辛湯,小柴胡湯加桔梗石膏](佐藤順一朗)
・咳[麦門冬湯,麻杏甘石湯,小青竜湯,五虎湯](渡邉祐登)
・悪心・腹痛・胃もたれ[安中散,四逆散,平胃散,半夏瀉心湯,茯苓飲](増田卓也)
・めまい[半夏白朮天麻湯,苓桂朮甘湯,五苓散,当帰芍薬散](上田 研)
・浮腫[五苓散,真武湯,防已黄耆湯,木防已湯](丸山晃央)
・更年期障害[当帰芍薬散,桂枝茯苓丸,加味逍遙散,柴胡加竜骨牡蛎湯](澤田紫乃)
・関節痛[当帰四逆加呉茱萸生姜湯,防已黄耆湯,牛車腎気丸,桂枝加朮附湯,桂枝茯苓丸](森本理芽子)
・のどの違和感[半夏厚朴湯,柴朴湯,茯苓飲合半夏厚朴湯,香蘇散,小青竜湯](松本祐磨)
・向精神薬の減薬[甘麦大棗湯,加味帰脾湯,抑肝散](高岡正和)
知っていれば明日からの診療で役立つだけでなく,真に患者の苦痛軽減につながる!そんな漢方処方の極意が満載です.
【第2特集】“長引く咳”診療をアップデートせよ!
咳は風邪症状のなかでもつらい症状のひとつです.咳が続くと体力を消耗するだけでなく,QOLも低下します.また,COVID-19パンデミック以降,咳に対する周囲の視線の厳しさが増していることから「咳をしていると,マスクをしていても嫌そうな目で見られるので困っている」という主訴で受診する患者は,プライマリ・ケアの現場でもよく出会うと思われます.
本特集では,患者の身体的・精神的負担に直結する咳症状を取り上げます.近年まれにみる大流行となったマイコプラズマや百日咳をはじめとする咳診療の最新の知見や診断法,とくにプライマリ・ケアにおけるアプローチを中心に,“長引く咳”への向き合い方を解説します.
■知っておきたい! 咳診療の最前線
・長引く咳に対する病歴聴取と身体診察による実践的アプローチ(井原紫逸,上原孝紀)
・咳と検査とそのタイミングをアップデートせよ
・咳と検査とそのタイミングをアップデートせよ
・長引く咳と抗菌薬適正使用最前線[マイコプラズマ,百日咳](岸田直樹)
・咳と対症療法 ─結局何が効くのか?─(倉原 優)